小檜山賢二のフォトグラメトリー ~昆虫3D写真のアートな世界~ 9月27日(火)〜 10月2日(日)

グンジョウオオコブハムシ 3Ⅾ   ©Kenji Kohiyama

トゲナガカメノコハムシ 3Ⅾ  ©Kenji Kohiyama




ミクロの世界にフォトグラメトリーが応用できないか実験している。

今回はその一部を展示している。
虫の撮影にはもともと興味があり、ことに深度合成の手法は、
学生時代から半世紀以上研究してきた。
デジタル技術が進歩し、写真のデータ化は大きく進歩している。
さらに、3Dプリンターの性能も進歩の速度も加速している。

フォトグラメトリーは、尺度の大きい地形測量などで
実際に応用される分野は広まっている。
ミクロの世界あるいはアートの世界でも
大いに期待できる基礎的な技術であるものの、
挑戦する人が限られている。

深度合成、フォトグラメトリーの世界が作り出す、美しさや面白さを、
現在実験中の最新の成果を見ていただき、
興味を持ってもらえたら嬉しい。

 

2022年9月 小檜山賢二


パプアキンイロクワガタ 3D ©Kenji Kohiyama


小檜山賢二のフォトグラメトリー

昆虫 3D 写真のアートな世界

2022927日(火)〜 102日(日)  会期中無休・入場無料
午前12時 ~ 午後7時(最終日は午後5時)

会場: AL  http://www.al-tokyo.jp/
    東京都渋谷区恵比寿南3-7-17

展示作品は、3D作品10点ほか、総点数30点以上

※会場内の作品には、お手を触れないようにお願いいたします。

オオモモブトハムシ2D 深度合成 ©Kenji Kohiyama 

ホウセキメカクシクチブトゾウムシ2D 深度合成 ©Kenji Kohiyama



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小檜山賢二 プロフィール

STU
研究所所長・慶應義塾大学名誉教授
1967
年 日本電信電話公社入社
1976
年 工学博士(慶應義塾大学)
1992
年 NTTワイヤレスシステム研究所所長
1997
年 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 教授
2008
年 慶應義塾大学名誉教授・STU研究所 所長
NTT
研究部門でデジタル伝送システムに関しての研究で高い評価を得るとともに、蝶や昆虫の撮影やネイチャー写真でも活躍、超微細な深度合成技術による昆虫撮影では独自の領域を進化させている。写真の3次元表現手法フォトグラメトリーを生き物の細部、極小の形態表現の手法を開発している。また、小生物の微細な機能に着目し、進化や宇宙の原理にも迫るマイクロプレゼンスの視点を提示している。


※会場内では新型コロナウィルス感染症対策のための施策にご協力いただきます。
 最新状況により実施内容変更・開催延期となる場合があります。


主催:STU研究所
企画:PHOTOGRAPHERS ASSOCIATES TOKYO LLC
協力:株式会社ミマキエンジニアリング






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